施工事例 -Construction examples-
⓵体育館兼講堂 ⓶音楽室・視聴覚室 ⓷録音・放送スタジオ ⓸多目的ホール ⓹大講義室 ⓺音響改修
⓵ 体育館兼講堂
(ステージ付)
❝ 響く声に、笑顔溢れる ❞
学校や公共施設の体育館(ステージ付)では、多目的に音楽・ショー・演説や講演会などに使用されます。
こうした空間ではステージ利用の観点から、様々な音響弊害を少なくして、ステージの利用しやすさとアリーナ部での聞きやすさを重視します。
学校や公共施設の体育館(ステージ付)では、多目的に音楽・ショー・演説や講演会などに使用されます。
こうした空間ではステージ利用の観点から、様々な音響弊害を少なくして、ステージの利用しやすさとアリーナ部での聞きやすさを重視します。
音響設計[Ⅰ]
背 壁 面
▶音響弊害[ロングパスエコー]の防止を図る。
➩体育館等は音の行程差で17m(片道8.5m)以上となるため、音響障害(ロングパスエコー)が発生する
このため、背壁面に吸音性の高い材料を配置すると同時に、1次反射音の拡散処理をする必要がある。
➩体育館等は音の行程差で17m(片道8.5m)以上となるため、音響障害(ロングパスエコー)が発生する
このため、背壁面に吸音性の高い材料を配置すると同時に、1次反射音の拡散処理をする必要がある。
[音響設計前] |
【音響設計後】 |
音響設計[Ⅱ]
ステージ
▶音響弊害[フラッターエコー及びロングパスエコー]の防止(緩和)を図る。
➩ ステージ内に音がこもり、話や演奏がしづらい。
また、ステージ内で発生した音が客席に伝わらないなど、電気音響の使用の際だけではなく、肉声においても明瞭度の高いことが求められる。
このため、ステージ壁面・天井面に平行した反射面を作らないようにし、各方向に反射するように反射板の角度を設定する。
➩ ステージ内に音がこもり、話や演奏がしづらい。
また、ステージ内で発生した音が客席に伝わらないなど、電気音響の使用の際だけではなく、肉声においても明瞭度の高いことが求められる。
このため、ステージ壁面・天井面に平行した反射面を作らないようにし、各方向に反射するように反射板の角度を設定する。
[音響設計前] ステージ平面図 |
[音響設計後] ステージ平面図 |
[音響設計前] ステージ断面図 |
[音響設計後] ステージ断面図 |
音響設計[Ⅲ]
天 井 面
▶音響弊害[フラッターエコー]の防止を図る。
▶音圧分布の均一化を図るため、天井面に音線に基づいて拡散形状を取り、音の焦点や死点が出来るのを防ぐ。
▶最適残響時間の確保をするため、吸音材の選定を行う。
▶音圧分布の均一化を図るため、天井面に音線に基づいて拡散形状を取り、音の焦点や死点が出来るのを防ぐ。
▶最適残響時間の確保をするため、吸音材の選定を行う。
[音響設計前] -切妻型天井- |
[音響設計後] -切妻型天井- |
[音響設計前] -船底天井- |
[音響設計後] -船底天井- |
[音響設計前] -フラット天井- |
[音響設計後] -フラット天井- |