ACパネルには孔径・孔ピッチがそれぞれ複数あり､それぞれの孔パターンにより吸音特性が異なります。
　
ACパネルはそれらを組み合わせることで低音域から中音域､そして高音域までの幅広い周波数の吸音を実現しました。
　
それぞれの室の音響計画に基づき､効果的に配置することで全音域の音響調整が可能です。

ACパネルは､有孔板の基板に抵抗紙(寒冷紗)とグラスウールを予め装着した有孔吸音一体板です。
　
吸音材のカットや充填､金具での装着作業が省け､低コスト・工期短縮が実現出来ます。

現場での吸音材を充填する在来工法の場合､有孔板との間に隙間が生まれやすく､それが吸音性能低下の原因になります。
　
ACパネルは吸音材一体板の為､有孔板と吸音材との隙間がなく､常に安定した吸音性能を発揮いたします。

無孔板との併用により､孔切れをなくし意匠性に優れた美しい仕上がりを実現します。
　
製品ロスも少なく､経済的な割り付けが可能になります。